【触手】 アヤカシプレイ
- 2013/11/29
- 05:32
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その昔、”アヤカシと呼ばれる物の怪が多くの化け物を従え、
この土地を拠点として、しばし村に出現しては、若い娘を誘拐して側に仕えさせたり、
その愛汁をすすったりと荒らし回っていました。
あまりにも悪行を働くので京の都の帝の命により、一人の巫女様が討伐に現れたのです。
巫女様は芳醇な肉体を彼らにあけわたし、安心させた上で神より授かりし清水を振りまいたのでした。
コレをあびた物の怪たちは次々と倒れて行き、残るアヤカシも慌ててこの村から退散していきました。
追いかけた巫女様とアヤカシの戦いは一昼夜に及んだ末、
見事巫女様はアヤカシをこの地に縫い止めることに成功したのでした。
そして、アヤカシがまた悪さをしないよう、ここに塚を立てて巫女様は人知れず都にお戻りになったのでした。
これが、この地に残る民間説話 巫女神伝説ですの…
やや興奮気味に友人に発表する彼女の名は…”白雪 姫子”(しらゆき ひめこ)
フワフワとしたカールのくせっ毛が特徴的な彼女は、
普段のオットリとした性格に似合わないほどに苦笑いを浮かべる友人に詰め寄っていた。
その手には分厚くてやたら古びた書籍が抱えられている。
どぉ?、おもしろいでしょ?…潤ちゃん♪
【 潤 】
はぁ~…好きよねぇ姫はそういう話…
友人”佐々木 潤”(ささき じゅん)の半ばあきれ返った返事が口から聞こえてくる。
でっ、でも…そんな説話が存在するからこの辺りの地名に”巫女神”という名が記されているのですよっ…
おもしろいでしょ?…
【 潤 】
へぇ~~~
関心交じりの相づちが打たれるがそれ以上の会話は続きはしなかった。
若い女の子に歴史のロマンなど話されてもピンと来ないのが当たり前なのである。
【 潤 】
そんなことよりさぁ~…ねぇ、見たぁ?昨日の地震でできた大穴…♪
いいえ…見ていませんわ…
目を輝かせながら詰め寄る潤に対して今度は姫子の方が興味なさそうに答える。
地震自体はそれ程の規模ではなかったのだが、それによって校舎裏にポッカリと地面が陥没したのだ。
【 潤 】
先生達が危ないからって見せてくれないのよね~…どんなことになってるんだろうぉ?!
事件らしい事件のないこののどかな地域では、こんなビックなイベントはほとんどないといってもいいだろう。
好奇心旺盛な年頃の娘達にはいても立ってもいられない状況だった。
あっ!?…そういえば私、その大穴のことで大石先生に頼まれ事をされていたのでしたわ…
大石とはこの民俗学サークルの顧問の先生である。
彼は大学で民俗学を専攻していたこともあって知識も豊富であった。
姫子にとってはとても話の合う男性で、よく何時間も説話や神話の話で盛り上り、
うんざり顔の潤に釘を刺されることもしばしばあった。
彼女はこの書籍を読む前に大石から「手伝って欲しい」という事を言われていたのだが、
読むのに夢中になっていたためそれを今まですっかり忘れてしまっていたのだ。
アタフタと出口に向かう彼女はふと足を止めて友人の方に振り返る。
潤ちゃんもいっしょに行きます?
【 潤 】
えええ~…大石の頼まれ事でしょ~…めんどくさいからパァァァスッ…
見たいと言ってたのにこの友人は…と半ば呆れ顔の姫子は、
潤に先に帰るように告げると足早に件の大穴へと向かった。
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ある日、校舎の裏に地震によってできた大穴から古い塚が発見された。
その塚はこの地に古くから伝わる民間説話‘巫女神伝説’に出てくる塚ではないかと
民俗学サークルの一員‘白雪 姫子’(しらゆき ひめこ)は推測し学校にある資料を集めていた。
そんな中、塚より見つけ出した勾玉が光輝いたとき彼女の目の前に黒髪の女性
‘巫女神’が現れ、こう告げる
「アヤカシが復活しようとしています」
意識を失い、次に目覚めた彼女に待っていたのは、
校舎に張られた結界の中にある別の世界…淫らな淫魚が漂う世界であった。
彼女は巫女神よりあたえられし力‘清乳’を駆使し、見事アヤカシを倒すことができるのだろうか…
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